初修外国語科目の紹介
ドイツ語 (初級Ⅰ/Ⅱ・初級(会話)・中級)
ドイツ語は、英語と同じゲルマン語系の言語です。英語とはいわば血を分けた兄弟のようなもの。学習が進むにつれて皆さんは、その英語との親近性とともに、ドイツ語独特の奥深さ、そして緻密で精巧な文のメカニズムの妙を体感していくことでしょう。まずはドイツ語ならではの硬質な響きのカッコよさを存分に堪能しながら、その先に広がるドイツ語圏の豊かな文化に触れてみましょう!
フランス語 (初級Ⅰ/Ⅱ・初級(会話)・中級)
中世の長い期間をつうじてフランス語の単語が英語に流入したために、フランス語と英語には共通の単語が少なからずあります。ただ言語の系統とすれば、フランス語はイタリア語やスペイン語等とともにロマンス語系のグループに属しています。この系統の言語はその文法体系が互いに非常によく似ているばかりか、何より音の響きが魅力的です。そんなロマンス語系のフランス語にぜひ触れてみてください。
中国語 (初級Ⅰ/Ⅱ・初級(会話)・中級)
中国語は世界で最も話者の多い言語であり、簡体字と呼ばれる簡略化された漢字と独特の発音が特徴です。多少字体は異なるものの、文字からある程度意味を推測できるということは、日本人が中国語を学ぶ上で大きな強みとなります。また、発音には「四声」と呼ばれる声調(高低のアクセント)があり、同じ音でも四声によって意味が変わる面白さがありますし、四声がもたらす抑揚はまるで歌っているかのよう。美しい中国語の響きと、数千年の歴史と文化を持つ中国語文化圏の世界を、一緒に楽しみましょう!
韓国語 (初級Ⅰ/Ⅱ・中級)
韓国語は日本語と類型的にもっとも近い言語です。語順や文法的なところが類似しているので、最初のハードルであるハングルの読み方と基本単語を覚えれば、韓国語に親しみを感じることができると思います。
ロシア語 ・イタリア語・スペイン語 (ベーシック)
Hは「エヌ」、Pは「エル」。一見奇妙なキリル文字が伝えてくれる言葉の響きはロシアの雄大な大地を連想させるもの。陽気な響きのイタリア語が伝えてくれるものは「歌ごころ」。同じラテンの言葉でもどこか陰影のあるスペイン語にはフラメンコやタンゴがお似合いです。