ビブリオバトルとは、発表者が自分のおすすめの本を5分間でプレゼンし、聞き手がどの本がもっとも読みたくなったかという視点で投票を行う書評プレゼンテーションです。通常、発表者の母語で行われますが、本企画では、日本語学習者は日本語で、英語学習者は英語で発表するというルールを追加しました。
この特別ルールのもと、多言語ビブリオバトル“Books Connect Us!”は、2025年12月19日(金)に開催され、3人の学生が、日頃の学習成果を活かした熱意あるプレゼンテーションを繰り広げました。このイベントには、発表者の他に約20人の学生が聞き手(投票者)として参加しました。そして、投票の結果、ルリ作『長い長い夜』が「最も読みたくなった本」(チャンプ本)に決まりました。
この企画は、学習者が日頃の成果を発揮する場となるだけでなく、異文化を理解し、お互いに刺激を与えあう国際交流の場として盛況を見せました。今後も、学習者同士の交流、外国語学習の促進を図っていきたいと思います。
なお、本事業は三菱みらい育成財団の助成により実現しました。
【本件問い合わせ先】
学術研究院共通教育・グローバル領域
森谷浩士
E-mail:h_moritani◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。
