202511月6日

 

 2025111日、ホームカミングデイ2025の一環として、第8回金光賞・第8回金光功労賞・第5回金光奨励賞の授賞式が創立五十周年記念館金光ホールで行われ、教育推進機構が「教育改革(Target2025)」により第5回金光奨励賞を受賞しました。教育推進機構を代表して、田尾共通教育部門長が授賞式に出席しました。
 「金光奨励賞」は、本学や社会に貢献し、顕著な研究成果等を上げた同窓生又は教職員、他の教職員の模範となるような実践により特に顕著な成果を上げた同窓生又は教職員(いずれも団体を含む)を対象とし顕彰するものです。
 教育推進機構は、高等学校で新しい学習指導要領で学んだ生徒たちが大学へ入学する2025年度を、全国の国立大学に先駆けて節目の好機と捉え、従来の教養教育科目を全学共通科目・英語科目へ再編成し、入学者選抜の改革を一体的に進め、2025年度新入生にカリキュラムとアドミッションの具現化した画期的な教育改革(Target2025)をスタートさせました。本業績が金光奨励賞における「他の教職員の模範となるような実践により特に顕著な成果を上げた団体」として顕彰されました。
 また、授賞式後日の114日には、田尾共通教育部門長が菅教育推進機構長、花谷教育推進副機構長等関係者に受賞報告を行いました。
 本学のTarget2025による新しい学士課程教育では、学生が「何を学ぶか」だけでなく「どのように学ぶか」、「何をできるようになったか」も重視していきます。

【田尾共通教育部門長からのコメント】
 この度は、このような栄えある賞を賜り、誠にありがとうございます。教育推進機構を代表して、心より御礼申し上げます。
 教育推進機構は、「Target2025」と題した教育改革を通じて、初年次教育を起点とした学士課程の再構築および高大接続・入試改革に取り組んでまいりました。この改革は、大学全体が一丸となって進めた、未来の学びを創る挑戦でした。特に、全学必修の課題探究科目「知の探研」の新設や、英語教育の再編成を通じて、学生一人ひとりが自らの学びを主体的に深め、将来社会に貢献できる力を育むことを目指しました。また、入試改革では、資質・能力を多面的・総合的に評価する選抜方式を整備し、岡山大学を第一志望とする学生の増加にも繋がっています。
 これらの成果は、各学部・プログラム等の皆様、学務部はじめ職員の方々の協力なくしては成し得ませんでした。今回の受賞は、我々全員の努力の結晶であり、今後の教育改革への励みとなります。最後に、日頃よりご支援くださっているすべての方々に、改めて感謝申し上げます。教育推進機構は、これからもより良い教育の実現に向けて、挑戦を続けてまいります。


那須学長から表彰状を授与される様子


田尾共通教育部門長による受賞スピーチの様子


金光奨励賞表彰状


受賞報告での集合写真
(左から、花谷教育推進副機構長、菅教育推進機構長、田尾共通教育部門長、大田学務部長)


関係者との受賞報告の様子

 

【お問い合わせ先】
学務部学務企画課企画担当(7186)