本学は12月26日(火),桃太郎FD・SDフォーラム2023(通算第26回)を開催しました。「主体的な学びにつながるコミュニケーション力の養成」をテーマに,基調講演とセッションの2部構成で開催された本フォーラムには,Zoomによるオンライン参加者も含め,学内外から108名の教職員および学生が参加しました。

はじめに,基調講演では,株式会社好日山荘の松本良一代表取締役社長と,株式会社ユイ・コミュニケーション・ラボの多賀公人代表取締役が登壇しました。松本代表取締役社長からは,企業経営者の立場から,スタッフへのコミュニケーション,お客様とのコミュニケーション,また,自社のノウハウを活かした社会貢献活動におけるコミュニケーションに関してお話があり,多賀代表取締役は,元アナウンサーとしての立場から,組織が良くなる上で必要な個々人のコミュニケーションに関して,ご自身の経験談を交えながらお話があると,参加した教職員からは,主に教える側として必要なコミュニケーションの方法に関して,多くの質問が寄せられました。

また,セッションは,3つの会場に分かれて開催され,基調講演者2名とともに,本学教育推進機構所属の町田尚史准教授,同じく本学教育推進機構所属のPRICHARD CALEB SYLVE准教授の登壇するセッションも行われると,それぞれの会場では,学生のコミュニケーション力の養成に関わる内容の対談・講演が行われ,参加者は,適宜グループワークなどにも積極的に取り組みながら,登壇者への質問も多数寄せられ,コミュニケーションに関する気づき,学びの深まる時間となりました。

フォーラム終了後,参加者からは,「コミュニケーションとは何かを知れて参考になった」「日々の授業での学びに通じるところがあり,参加してよかった」など,教職員のみならず,学生からも,満足度の高さのうかがえる感想が多く寄せられました。

 

左から那須学長,多賀代表取締役(株式会社ユイ・コミュニケーション・ラボ),松本代表取締役社長(株式会社好日山荘),町田准教授(教育推進機構),PRICHARD CALEB SYLVE准教授(教育推進機構),菅理事(教学担当)・上席副学長

基調講演中の松本代表取締役社長(株式会社好日山荘)

基調講演中の多賀代表取締役(株式会社ユイ・コミュニケーション・ラボ)